ぜんせき新聞 商標ブランディング記事 2011.01.07

掲載紙
ぜんせき新聞
掲載日
2011年1月7日

2011年1月7日(金)ぜんせき新聞に「商標ブランディング」の記事とが掲載されました。

20110108

新収益創造力

抜群なネーミングでPR高める

調べたいことはインターネットで検索するのが日常的になった。自社の商品・サービスが検索上位に表記されれば、PRチャンスは格段に高まる。そんな指南書を先月下旬に上梓したのが、自身の勤務経験も踏まえてSS人材づくりや運営受託、収益向上サポートなどで定評を得てきたスペックグループの上村英樹代表だ。
『商標ブランディング~口コミになりやすいネーミングを登録商標でおさえよ!』は、中小企業者やその事業が小さなブランドとして芽を出すことに役立つ知恵と防御策を紹介したもの。商標ブランディングの鉄則は「マネする側でなく、マネされる側になる」という思考方法がすべてとし、自ら商標登録した「合格するまで面倒みます!」のキャッチコピーが1年半でヤフーやグーグルの検索上位を占めるに至った事例を例示。マネされる側になるためには「オリジナリティーを高める。言い換えれば、アイデアを商品に組み込むこと」が不可欠で、それに抜群のネーミングを与えることが重要とした。今後、登録商標はデジタルコンテンツ上で厳重管理されていくと予測される中、登録商標に企業規模は関係ないと訴える。
また、比較されるステージとの決別、つまりブランド=信用と評判づくりを促し、「本来ブランドとは、新規顧客向けの窓口は狭く、既存顧客を最優先に位置づけている」とも指摘。逆に、中小企業にとっての価格競争の行く末として「社員が壊れる」と警鐘を鳴らす。
さらに、著書の後半部分では商標になりやすいネーミングの付け方や発想法、商標の取得方法などを具体例を挙げながら解説している。

「SSの立地性、技術、ノウハウ等をどう使えばいいかの参考にもなるはず」とのこと

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